【北京旅行まとめ】万里の長城、紫禁城などの北京観光から、食事、ホテル、交通手段まで

日本からわずか4時間のフライトで行けちゃう中国の首都北京は、ちょっとした連休に旅行するのに最適。見どころも多く、食べ物も美味しいのでオススメです。

このページでは「北京旅行のススメ」を、筆者の感想も織り交ぜながらまとめています。

はじめて北京に行く方はもちろん、もう何度も行ったよ、という人に向けても書いていますので、旅行の参考にしてください。

毛沢東の肖像画が目印の天安門

北京の魅力とは?

北京は人口14億人の中国の首都。中国の大都市といえば、上海か北京のどちらかが有名ですが、ビジネスの中心上海に対し、北京は政治の中心地

この都市は、はるか紀元前300年頃の春秋戦国時代のころから存在し、チンギスハンで有名なモンゴル帝国の頃に首都になり、それ以降紆余曲折あって今にいたる。そんなこんなで何千年にわたって歴史の中心だっただけあって、歴史的な建造物とか見どころがたくさんあります。

しかも、ただ古都なだけではなく、現役の首都なので先端的なビジネス地区もある。言うなれば、古い歴史と最先端が集まってる都市です。


ちなみに人口は2000万人以上。超巨大都市にも関わらず、中国第3の都市というからこの国の潜在力はおそろしい。

1.日本から北京への行き方

北京へは東京からだけでなく、日本各地からのフライトが利用可能です。キャリアはANAJALの日系の他、中国系だと中国国際航空(エアチャイナ)中国東方航空、新手の海南航空などが利用できます。

地方空港で直行便がない場所でも、東京、大阪などの日本国内経由、あとは韓国ソウル経由などでも北京入りできます。

あと、最近の訪日観光客の増加にあわせて、中国系の中小航空会社がどんどん日本に就航してます。新規就航とか、増便・減便とか、日々情報は変わっているので、最安の航空券を調べるにはskyscannerに代表される比較サイトで調べるのがオススメです。

2.北京首都国際空港(PEK)から北京市内へ

北京の空港は、北京首都国際空港です。

この空港から北京市内に出るには電車タクシーバスと様々な交通手段が利用可能ですが、荷物が少ない場合の一番のオススメは電車です。切符さえ買えば、あとは乗るだけで市内まで一本。しかも渋滞知らず。さらに市内の駅(三元橋、東直門)はいずれも地下鉄との接続駅で、そこから市内各所に行くのにも便利です。

そうでなければタクシーが◎。バスはあまりメリットがないのでオススメしません。

−電車

機場線の首都空港駅

市内までは地下鉄機場(空港)線で約20分。料金は片道25元。渋滞知らずなので荷物が少なければこの方法が一番オススメです。

−タクシー

北京のタクシー(漢字表記は「出租」です)

出張とか、荷物が多い場合とか、複数人で行く場合とかはこれが一番です。ビジネス地区の市内東側エリアまでは大体120〜160元(2000円〜2500円)です。時間は渋滞がなければ東側エリアまで約30分です。

安全面ですが、空港で正規のタクシー乗り場を聞いて、正しい場所から乗ればほぼ大丈夫です。正規のタクシーは、天井に「TAXI」と書かれたプレートが乗っかっています。

正規のタクシーでも、外国人とみるや遠回りしたりするケースはあるようです。

空港から通常30分の道のりを、90分近く遠回りされた人もいます。地図を見たりスマホの地図アプリを見ながら乗車するなど、運ちゃんを牽制してください (ちなみに筆者の上司の話です笑)

あと、注意点としては、空港の出口で声をかけてくる白タクには乗らないようにして下さい。遠回りされたり、料金をふっかけられたりするケースもあります。

−バス

一応バスもあります。日本から行く人でこれを使うのは、目的地がバス停の前の人か、少しでも安く済ませたいバックパッカーくらいだと思いますが、一応市内各地向けに路線があります。

値段は目的地によって異なりますが、大体20〜30元(300〜500円)です。あと、残念ながら渋滞にひっかかると時間は読めません。

バスはメリットがないので、空港から市内への交通手段としては基本的にオススメしません。

【Column】北京の新空港

ちなみに現在、2019年秋の開業を目指して、北京市中心部から南に約60キロ離れた場所に北京大興国際空港を建設中です。現在の首都空港が中心地から20キロ離れた場所なので、とても遠いです。(成田みたいな感じだと思います) ただ、空港オープンと同時に鉄道、高速道路も供用開始されるらしいので、公共交通機関も充実していると思います。

3.北京市内の移動

−地下鉄

北京版Suica「卡通」

北京地下鉄の路線数は、現在15路線です。路線ネットワークも充実しているし、主要な観光地は基本地下鉄駅から近いので、移動は基本地下鉄で事足ります。値段は3〜6元/回の距離制です。

SuicaのようなICカード市政交通カード 一卡通)があるので、それにチャージすれば切符購入の手間が省けます。デポジットは20元です。

Tips:北京は基本的に人が多いし、特に観光地近くの駅の切符売り場はと〜っても並びます。時間を効率的に使うためにも、このカードは手に入れた方が良いです)

−バス

バス路線も結構張り巡らされています。効率的に周る場合はバス路線もありだけど、筆者みたいに中国語が全くできない人には少々つらいです。

ただし、バス路線は番号表記で、バス停も全て漢字なので、バス停に行って路線図と睨めっこすれば、なんとなく読めちゃいます。

値段は距離制で、結構細かい額になったりするので、ICカードでさっと支払うのが一番です。

−タクシー

面倒くさがり屋さんの味方、タクシーです。日本と同じように赤文字で「空車」表記を出しているので、手を上げて止めます。

日本じゃ考えられないですが、運転手の気分次第で普通に乗車拒否もされます。めげずにトライしみてください。

あと、運転手は中国語しか話さないので、行き先を告げるのはちょっと苦労しますが、スマホで文字を打つか、地図アプリで指し示せば一発です。

支払いはメーターなのでそれに従えばOKです。

ただし、王府井や天安門にはぼったくりタクシーがいる場合が多いので、このエリアでつかまえるのはオススメしません。どうしても必要な場合はホテルのタクシー乗り場などから乗ってください。

Tips:地図アプリに関しては、中国は独自の検閲が強烈でGooglemapが全く当てにできないので、百度(バイドゥ)のアプリをDLしておくとベターです)

百度地図アプリがあると便利です

4.ネット環境

中国はご存知の通り共産党独裁体制ですので、体制維持のために「金盾(きんじゅん)」と呼ばれるネット検閲システムを導入しています。(中国国内では香港だけが例外です)

このシステムがあるので、中国国内では、Instagram、Twitter、LINE、Facebookといった主要なSNSや、Googleといった検索エンジンなど、要は外資系のサービスが使えません。(入国後一瞬使えても、すぐに規制されて使えないようになります。)

しかし、中国にいる間でも、上記のようなサービスを使いたい場合はどうすれば良いか?方法は4つあります。

①(日本で契約しているキャリアの場合)海外ローミングで繋ぐ

一番簡単です。

着陸したら機内モードを解除するだけ。そのまま現地の電波を拾ってすぐに通信できるようになります。携帯には、docomoやau、softbankに代わって中国聯通(China Unicom)などと表示されます。

この場合だと、中国の通信設備を経由して、一旦日本国内のサーバーと通信するので、規制の対象外となるようです。

ただしネックは値段で、例えばauの場合など、ダブル定額パックでも2980円/日もします。

②VPNで繋ぐ

よく中国に駐在している人はこのVPNを使ってFacebookとかをやっています。手続きが面倒くさそうと言うこと以外、詳しいことは一切知りませんので、興味のある人は調べてみてください。(終)

③(Simフリー携帯の場合)中国移動香港のSimカードを使う

①のやり方が日本経由なら、の場合は香港経由で通信します。現在の中国の制度では、香港は一国二制度で検閲の対象外ですので、日本国内と同じようにSNSや、WEBサービスが使えます。

Amazonでも販売していて渡航前に事前に買えるので、北京へ向かう機内で入れ替えてしまえば時間短縮にもなります。

個人的にはこれがオススメです。

中国移動香港のSimカード(現在デザインは変わっています)

筆者がよく買うのはこれです。写真のものは148香港ドル(約2000円)ですが、現在は1300円くらいまで値下がりしてます。

①の海外ローミングは約3000円/日なので、1日分と比べても3分の1です。

10日間利用可能で、1.5GBまで利用可能です。それを超過した場合はクレジットカードで追加料金を払えば、利用可能量が増加します。

このおかげで現地でも不自由なくネットできたり、Instagramに投稿したり、LINEしたり、百度地図が使えたりと便利に過ごせます。

(→設定の仕方はこちらを参照(工事中です))

④中国用のWi-Fiルータをレンタルして持っていく

これも比較的簡単です。

大人数で行く場合や、複数端末で利用した場合などに効果的です。

大手どころだと、「グローバルWi-Fi」「イモトのWi-Fi」あたりでしょうか。

詳細はこちら→(工事中です)

5.服装

基本的に気温は東京とほぼ一緒です。気温は東京と一緒だけど、湿度が低いので幾分過ごしやすいです。ただし冬場は東京より寒いので暖かい服装で。

また、PM2.5の報道で有名な通り、空気は悪いので敏感な人はマスクなど対策を。昔よりはだいぶん改善されたようですが、日本と比べると、目に見えるくらい空気は悪いです。

マスクはもちろん現地でも売ってるけど、日本製のマスクは高いので日本で買って行くのがベター。

あと、全人代(日本の国会に相当するものです)のように、中国共産党の重要な党大会が開催されるときは、なぜか不思議な力が働いて毎回クリアに晴れるようなので、そのタイミングを狙うと空気の綺麗な北京を楽しめるかもしれません・・笑

これほどクリアに晴れることはあまり無いです

6.通貨

通貨はもちろん中国元です。それ以外は通用しません。(1元=約15〜16円)

あと現地住民の支払いはQRコードに代表されるキャッシュレス決済がほとんどで、コンビニや商店はもちろん、屋台でも使えるというから驚きです。

残念ながらこのQR決済には中国国内の銀行口座の開設が必要です。なので、旅行・出張でちょっと北京に行くときには使えないので、基本はクレジットカードか現金になります。

一定以上のレベルのホテル、レストランではクレジットカードが使えますが、それ以外のお店では現金払いが基本です。

ただ、現金でも100元札だと常に偽札を疑われて面倒なので、小さな現金を準備しておくと良いと思います。

7.北京の観光地

有名な万里の長城をはじめ、北京市内にはなんと6箇所も世界遺産があります。

−万里の長城(世界遺産)

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万里の長城。人もたくさんいます。

言わずもがな北京随一の観光名所です。これを見るために北京に行く人が多いのではないでしょうか。一番有名な八達嶺長城は北京市内からのアクセスも良好です。

−天壇(世界遺産)

天壇

皇帝が豊作を祈願する儀式を行った場所です。他にはないフォルムの建造物なのでインスタ映え間違いなしです。

−紫禁城(世界遺産)

紫禁城。裏手の景山公園からの眺め。

北京とはその字のごとく北のみやこ(京)です。

みやこには皇帝が居住していますが、この紫禁城が皇帝の執務エリア兼住居です。北京はこの王宮を中心に街が広がっています。なぜか英語ではForbidden City(忘れ去られた都市)と言います。

−頤和園(世界遺産)

頤和園

皇帝の別荘地です。とても綺麗な場所です。

−円明園

破壊された跡が残っています

ここも皇帝の別荘地だったけれど、イギリス&フランス連合軍にめちゃめちゃに破壊されました。

−天安門広場

天安門事件で有名な広場。観光客でごった返していますが、象徴的な場所なので警備が物々しいです。

−王府井(おうふい(ワンフーチン):Wángfǔjǐng)

北京の銀座。繁華街ですが屋台なんかもあって結構庶民的です。

−南鑼鼓巷(なんらここう:nánluógǔxiàng)

北京の原宿。オリジナルの小物を売ってる雑貨店とか、飲食店とかが立ち並んでいて、たくさんの人で終日賑わってます。

−什刹海(じゅうさつかい:Shíchàhǎi)

前海と后海の2つの湖を中心とした歓楽街で、夜になるとバーが立ち並ぶナイトスポットです。一方昼間はとても落ち着いた雰囲気です。南鑼鼓巷の隣にあります。

−国貿(CBD)

いわゆるビジネスエリアです。再開発が進んでいます。写真左端の超高層ビルは中国尊(China Zun)で高さは528メートルもあります。

出張で行くと、大抵この近辺が目的地になりますが、東京と同じ感じで正直おもしろくないです。笑

8.北京での食事

呷哺呷哺 Xiabu Xiabu:しゃぶしゃぶ)

字のごとくしゃぶしゃぶ店、ではなく、一人鍋の専門店です。チェーン店で北京市内の至る所に店舗があります。中国は日本みたいに一人で食事をする文化がないので、正直ひとり旅だと食べるところに困ります。そんな場合でも一人でふらっと入れて、しかも美味しい中国式鍋(火鍋とかいろんな鍋)を楽しめます。

写真のような、肉と野菜たくさんセットで、60元くらいで、お財布にも優しめです。

9.宿泊場所

北京には1泊数十万円の超高級ホテルから、1泊数百円のホステルまで、選択肢は多様です。目的と予算に応じて様々な選択肢からチョイスできます。

−ホステル(価格帯:1000円〜)

バックパッカーや学生の貧乏旅行にはホステルがオススメです。移動を考えると、故宮近くの中心部がオススメです。

テンプルサイド リアンリアン胡同ゲストハウス (Templeside Lian Lian Hutong Guest House)

北京に昔から残る胡同とよばれる、共同住宅のようなものを改装したホステルです。

比較的中心部にありながら1泊1,000円以下と圧倒的に安い上、Agodaなどホテル比較サイトで評価が高いのも高得点です。

ドミトリーの部屋から個室まで色んなタイプの部屋があって、それにお手洗いとかも清潔!一人旅にはもってこいの宿です。

レビューはこちらから→テンプルサイド リアンリアン胡同ゲストハウス 

−ビジネスホテル

経済成長に伴い中流階級が増加したことを受けて、中国にも日本のビジネスホテルのようなホテルが増えてきました。

錦江之星」や「如家酒店集団」などのチェーンが大手どころです。

錦江之星の室内

ビジネスホテルなので、一通りの設備は整っています。バスタブはなく、シャワーだけのタイプが多めです。

「夜は寝るだけで良いけど、ホステルとか安宿はちょっとなぁ・・」という人にオススメです。約6000円/泊〜くらいの金額感です。

レビューはこちらから→錦江之星 北京 グアンチュメン

−高級ホテル

ビジネスエリアの市内東側に集中していますが、観光にも便利です。「ヒルトン」や「インターコンチネンタル」、少し格は落ちますが、ルフトハンザ系の「ケンピンスキー」、「ノボテル」など、世界的なホテルも北京にあります。

ケンピンスキー北京 ルフトハンザセンター

受付にはコンシェルジュがいたり、客室にはバスタブ付きのシャワールーム、ミニバーも完備され、ホテル滞在中は何も困りません。

お値段はホテルにもよりますが、15000円〜/泊といったところでしょうか。

ヒルトン北京

ケンピンスキー北京 ルフトハンザセンター

ノボテル ピース北京 (王府井にあり便利です)

−最高級ホテル

(執筆中)

10.旅行のスケジュール

北京はどこも人が多く、随所でセキュリティチェックがあったり、列に横入りされたりと案外時間がかかります。そのため観光のスケジュールはギチギチに詰め込まずにゆとりを持ったスケジュールの方が良いでしょう。

①初めての北京、3泊4日

4日間のモデルコースです。最初と最後の計2日間は日本からの航空機移動も含むので、実質使えるのは中日の2日だけです。

1日は北京市内観光、もう1日は北京市内からの移動が必要な、万里の長城観光です。

万里の長城はいくつかスポットがあるけど、北京市内からもアクセスが良く行きやすい八達嶺長城がオススメです。

Day1Day2Day3Day4
・日本→北京
・南鑼鼓巷、
什刹海で夕食
・終日
北京市内観光
(天安門・紫禁城・天壇等)
・終日
万里の長城
・王府井で
買い物
・北京→日本

筆者も実際に下記スケジュールで観光しています。

1日目  7:50:新千歳 → 9:25:成田 (ANA2152)     
    10:35:成田  → 13:25:北京首都空港 (ANA905)
2日目 北京市内観光(紫禁城・天壇etc)
3日目 万里の長城・北京市内観光
4日目 14:20:北京首都空港 → 18:20:関西空港 (ANA980)  
19:20:関西空港 → 21:25:新千歳空港 (ANA1719)
1.新千歳〜成田〜北京、北京の繁華街「南鑼鼓巷」と歓楽街「什刹海」へ 
2.北京市内観光 大混雑の天安門・紫禁城と天壇公園、北京の「銀座」王府井 
3.北京市内からバスで万里の長城へ  〜万里の人城を見学〜  
4.リベンジ紫禁城、紫禁城は午前中の早い時間の見学がオススメ 
5.北京→関西 ANAビジネスクラスへインボラアップグレード

他のモデルケースは執筆中です。。。Coming soon

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