平遥古城の城壁を歩いてみた
平遥古城の城壁の上は開放されていて、歩いて通れる様になっている。
せっかくなので、城壁を半周歩いてみる事にした。北門INの、南門OUTコース。
まずは北門へ。
脇の階段のところに、入場ゲートがあるのでチケットをかざして通過。
城壁へあがる階段を上る
北門から進む方向を見る。かなり先は長い。。
北門から城内を見る。この日もスモッグ。
天気予報では晴れの予報なのにこの薄曇り空。結構汚染がひどそう・・・
北門を離れると一般の家が立ち並ぶエリアへ。
城壁の端っこ
ここで西向きから南向きへ
観光地じゃ無いローカル地区の城壁は荒れ放題
その内綺麗に整備されるのかなぁ
途中に何故か机と椅子が(笑)
麻雀でもやるのか??
先はまだまだ長いw
城壁の上から城内の道路を見下ろす。なんだか良い雰囲気。
城内は景観保存地区だけど、郊外は開発ラッシュ。
南向きから東向きへ
平遥古城の南側の城壁は一直線ではなくてぐにゃぐにゃしている。
中国の城壁は真っすぐなイメージだったのでこれは意外。
もうぐにゃぐにゃ(笑)
北門を出発して小一時間。ようやく終点(と決めていた)南門に到着。
途中から陽が差してきて暑くなった。
城壁の上には日陰なんて無いので直射日光を浴び続けるw。
少し日に焼けたので気になる人は日焼け止めを。
山西省名物麺料理を食べ、あてもなく城内散策
城壁を歩いたらお腹も空いたし、休憩もしたくなったので近くの麺料理が美味しいと評判の「Tianyuankui Folk Guesthouse」の1階にあるレストランへ。
山西省は麺料理のふるさと。いろんな種類の麺料理がある。
前日は刀削麺を食べたので今日はまた別の麺を頂くことに。
今回食べたのは「牛肉栲栳栳(カオラオラオ)」
これは麺料理?と言いたくなるようなビジュアル。
牛肉と野菜が炒められたものが春巻の皮に包まれて、上から特製のソースがかかったもの。これが意外にかなり美味しかった。あっというまに完食。
さてお腹も満たされたところで続いて城内を散策する。
この平遥古城、1辺1.5キロほどなのだが、中は様々な名所が残っているので、全部を見て回ろうとするとかなりの時間がかかる。まずは「平遥県署」へ。名前の通り、旧県庁とでもいうベキ建物。県知事公邸もこの中にあります。
県知事がここに座って執務をしていたとか。
中国の高官が座る椅子は大体こんな感じなのね。紫禁城の玉座も煌びやかさは全然違えどこんな雰囲気だったし。
続いて平遥文廟(Temple of the City God)へ。ここは様々な神様が一斉に祀られているような場所。
当時の平遥古城内の市民が参拝に来ていた様な場所で、中には劇場のようなものまであった。いわば集会所の役割も果たしていたような場所。
ちょうどその広場では映画の撮影をしていた。着ている服装からして、清朝末期とか中華民国の時代っぽい。服装が孫文っぽいし笑
続いて向かったのは「ヒョウ」(ヒョウは金へんに票(金票))と呼ばれる職業を生業にしていた家の跡地。
ヒョウとはいわば警護の職業のことで、金融の中心地であった平遥から中国の他地域に金・銀といった価値ある物を運ぶ時には必ず必要となった。
このように木の中に銀を詰め、材木を運んでいるようにカムフラージュしていた。
いろいろと歩き回ったり、お土産を物色したりしている内に暗くなったので、夕食を摂ることに。
向かったのはホテルの近くの「平遥小吃店」
最後の平遥の夜だったので、ちょっと豪勢な食事にしようと、酸辣麺と平遥名物牛肉を注文。
ローカル感しかないお店なので店員さんは英語を話さない。
事前にダウンロードしていたiPhoneのLINE中国語翻訳を使って会話した。LINEは使えないと思っていたが、普通に使えた。
平遥名物牛肉は生で出てきたので少し心配だったが、普通に美味。
青島ビールと酸辣麺、最高でした。
店員さんの愛想が良かったのもgood!
美味しい食事を食べることができて満足。
明日は9時頃の新幹線で北京まで帰るので、ほどほどのところで寝た。