さてアメリカ旅行13日目(カナダ2日目)
この日はアメリカ・カナダ国境にあるナイアガラの滝を見に行く事にしている。ナイアガラはトロントからは車で1〜2時間の距離にあるので、そこまでバスで往復することにした。バスはグレイハウンドカナダのサイトからトロント→ナイアガラで検索すると出て来たのでそれを取った。値段は片道10カナダドルほど。
トロントからバスに乗ること1時間30分。ナイアガラのバス停に到着。
なんか普通の家みたいなバス停
ナイアガラのグレイハウンドのバス停から、ナイアガラの滝までは直線でおよそ3キロ。タクシーを使えばすんなり向かえるが、タクシー代も惜しかったのでバス停からは歩く事にした。
川沿いをナイアガラの滝に向けて歩く。川の色がエメラルドグリーンだった
何か薬剤でも入れているんじゃないかというくらいエメラルドグリーン。石灰石が含まれているからこうなるとか。
それにしても遠い。太陽も出ていないのでちょっとばかし寒い
歩く事30分。ようやくナイアガラの滝に到着。思っていたより大きい。
ナイアガラの滝と一言に言っても、大きくアメリカ滝とカナダ滝の2つに分けられる。手前の滝がアメリカ滝で、奥の大きい方がカナダ滝。
こっちがアメリカ滝。これだけでも結構大きい。
それでこっちがカナダ滝。
水しぶきがすごくて何が起こっているのかよくわからない笑
もうちょっとカナダ滝の方に寄ってみる。
この日は雨は降っていないが、滝のしぶきで路面は濡れている
こっちのアメリカ滝と比べても、その水しぶきの凄さがわかる
ビシャー
折角なので、「Behind Falls」なるものへ。カナダ滝の崖の裏にはトンネルが掘ってあって、そこに入れる様になっている。
滝の裏手に回って、入場料16.95$を払って中へ。エレベーターで地下へ。この滝の中にエレベーターがあるとは!笑
通路を通っていくと滝の裏手に出る。
通路の途中には覗き穴があって、滝の裏手が見られるようになっている
ものすごい水量。トンネルの中に居ても会話できないくらいの音と水しぶきが凄い。トンネルの中はナイアガラの滝の博物館のようになっている
さて、ナイアガラの滝はアメリカとカナダの国境に跨がって位置している。
「Behind the Falls」があるのはカナダ側。もちろんアメリカ側にも行けるので早速向かう
国境にはレインボーブリッジという名前の橋がかかっていて、車はもちろん歩行者も渡れる。
橋の真ん中が国境。前日にどこかの学校で銃乱射事件があったのでアメリカ国旗は半旗になっている。
国境を表す印はこれだけ。都道府県境より軽い扱い笑
アメリカ側には入国管理事務所が。中央部分は車のレーンなので歩行者は脇の事務所へ。事務所では管理員が簡単な質問。外国人だと行って戻って来るパターンが多いからか結構簡単に通してくれる。職員の質問が終わった後はゲートへ。
遊園地の入口ばりの改札。コインを入れて通る。
アメリカ側から見たアメリカ滝
アメリカ側ではアメリカ滝のすぐ脇まで行ける。近くで見るとやっぱり水量があって迫力がある。たま〜に写真撮るため身を乗り出した人が落ちちゃうくらい柵は小さい。
アメリカ側には特に用事は無いのでカナダに戻る。
何だかザル笑
帰りのバスは夜の便を予約していたので、それまで時間つぶし。カナダ側にはレストランとかカジノとかホテルとか色々あるので時間調整。
夜になると滝はライトアップされる。
紫だけの写真しかなかったが、緑とか青とかいろいろな色にライトアップされる。
1日時間を取ってナイアガラで過ごしたけど、ココは正直半日で良い感じ。周りが開発されすぎてて折角の大自然があまり感じられない。朝トロントを出て、ちょっとナイアガラの滝を見て、昼過ぎにトロントに戻る感じで良かったかも。。。
そんなことを考えながら時間になったのでまたバス停まで歩いて戻る。バスは渋滞にはまってトロントまでは2時間かかった。
この日もトロントに宿泊予定だったが、トロントは見所があまりないので、モントリオールまで行ってみることした。ホステルの受付の人にそのことを伝えると、なんと返金までしてくれて良い対応に感動。
そのままバスターミナルへ向かい急遽モントリオールまでのバスチケットを買う。
トロント発は夜の11時頃なのでそれまでは市内のショッピングモールを巡ったりして時間調整。クリスマスシーズンということもあってこういったイルミネーションばかりなのね。
バスは暖かく隣にも人は来なかったので快適。座るなりあっという間に就寝。起きたらオタワのターミナルだった。