アメリカ16日目の朝もまたまた夜行バスで迎える。
アメリカ横断旅行中は効率よく移動するためと、ホテル代を浮かすため、どうしても夜行バスの移動が多くなる。今回の旅行でも3泊は夜行バスで過ごした。
さて、モントリオールからワシントンDCへの直行バスは無いので、NYで乗り換える必要がある。モントリオールを夜10時頃出たバスは、高速を飛ばし、国境を越え、朝の5時頃にはニューヨークのバスターミナルに到着。ニューヨークのバスターミナルは地下にあるので、残念ながら摩天楼は見えず。
ニューヨークからワシントンDCまではバスで5時間ほど。ニューヨークを朝の6時に出たので、ワシントンDC到着は昼前くらいになった。
早速バスターミナルからホステルへ向かう。DCでの宿泊先は「HI Washington DC Hostel」
ホワイトハウスもナショナルモールも徒歩圏内。めっちゃ一等地なので結構高かったような気がする
モントリオールとは違って雪も無いし暖かい。。
早速ホステルに荷物を置いて観光へ
まずはメトロに乗ってアーリントン墓地へ。中心部からポトマック川を挟んだ対岸にある。
何と言ってもここはケネディの墓で有名。歴史的なものにまつわる系のものが好物なので、ここは外せなかった。
敷地内は結構広い。遠くにはワシントン記念塔が見える
これがケネディのお墓。隣には妻のジャクリーンの墓も。あのケネディがここに眠っているとはいや何かちょっと感動。
ここはケネディ以外にも多くの兵士が埋葬されている場所
中には無名兵士もいるとか。米軍は世界中で活動しているけど、この墓標の数を目の当たりにすると、平和とは何かをちょっと考えさせられる。
さて、アーリントン墓地のもう一つの見所は、無名兵士の墓を守る守衛の交代式。
普段は微動だにしない兵士が2名立っているが、交代の時間になると、何やら交代の儀式的なものがある
時間になると、2人の内1人がくるっと反転し、横へ
横には交代する兵士が来ていて、引き継ぎ
交代完了!
いやそれにしてもこの墓地広い。途中から歩き疲れてきたので、中心部に戻る事にした。
中心部に戻って向かったのは「ホワイトハウス」
やはりワシントンDCと言えばここでしょう
さすがに超大国の元首のお膝元なので警備が厳重。周囲には物々しい銃を携帯した兵士がたくさん。屋上にも兵士がいるし、一般人はここまでしか近づけなかった。もっと近くで見たかったのだが・・・
ズーム!笑
よく見てみるといやはや綺麗な建物
「ワシントン記念塔」
ハリウッドのパニック系の映画で良くなぎ倒されるあの塔笑。ワシントンを讃えて建造されたらしいが、高さは170メートル、しかも1850年代建築とかなり古い建造物。
アメリカって民主主義を掲げているけど、大統領崇拝主義が強いような気がする
続いて「ナショナルモール」地区へ。ここは大きな長方形の公園の両サイドにスミソニアン博物館など著名な博物館が立ち並んでいるエリア。ここだけで軽く一日は過ごせそうなレベル。
この日はまず国立自然史博物館へ
なんと入場は無料。このナショナルモール地区に立ち並ぶ博物館は全てスミソニアン協会が運営している。協会の収入源は書籍などの売り上げとか、アメリカ合衆国からの補助金とかなので、立ち並ぶ博物館自体の入場料金はかからない。いやースバらしい!
博物館の中心には象の模型?複製?が鎮座。周囲は様々な展示品がある
インド産の45カラットのダイアモンド。ダイアモンドはカラットだけで値段が決まる訳ではないが、このダイアモンドはそれ自体に歴史があるらしく、お値段は付けられないとか。。
世界の人口カウンター。ものすごい勢いで増えていく。この時点で71.2億人(2012年12月)。2015年時点では73.5億人。1分間に130人ほどほ勢いで増えるとか。
展示物が多すぎて全部は見られないので、一通りみて退散。
ナショナルモールから見る連邦議事堂
ワシントン記念塔も夕方になると昼間とは違う雰囲気に。
最上部に赤いライトが2箇所点いていて、さながら目みたいな感じ。
暗くなってくると博物館も閉館してしまうので、夕食を摂ることに。
貧乏旅行なのでファーストフードが基本。ワシントンユニオンステーションの地下のフードコートにあったチキンを食べる。
さすがに2週間ほどアメリカに居ると、この味にも慣れてくる。むしろこのジャンキーな味を求めて、お店を物色してしまうようになってきた笑
明日は今日見れなかった博物館群、連邦議事堂に行く予定。中でもスミソニアン航空博物館は一番の楽しみということでホステルへ帰宿。