インドといえばココ
翌朝からいよいよ本格的に観光。まずはまずはタージマハルへ。多分インドに旅行で来て、ココに来ない人は居ないんじゃないかってくらいのお決まりスポット。
今回急遽泊まったRay Of Maya Hotelはタージマハルが徒歩圏内にあるので、ホテルをチェックアウトして、荷物を車のトランクに放り込み向かうことに。タージマハルはリュックの持ち込みが禁止なようで、置いて出かけた方が良いとの運転手のアドバイス。

ホテルの近くの路上の風景。騒がしいインドも、朝はちょっと穏やかな雰囲気

まずはタージマハルの西門まで向かう。客引きが多いが、そんなにしつこく無い。帰りの方がしつこいのだろうか。
タージマハルの入場料は、外国人1,000Rsとお値段お高め。だけどその分、入場列とか入口とかがローカルとは区別されているので値段の価値はあるかも。

タージマハルの西門。ここでは手荷物検査があるが、もはや何の意味も成していない。

門の外からタージマハルのタマネギ頭が見えた

タージマハルの門。門の時点で既にすごい。

そして門の先には・・・

タージマハルが見えた。門の先にタージが見えるこの演出が凝っているねぇ。

門を抜けた先はお決まりの写真撮影スポット。人だかりだったが、ココは結構良くて30分くらいここからタージマハルを眺めていた。

タージに向かって真っすぐと水路が伸びていて、その両サイドを通ってタージへ向かう。

近づいてみると、その巨大さに圧倒される。右側のミナレットは工事中のご様子。
タージの一段高いところは大理石敷き。そこから先は土足厳禁になっていて、靴にカバーをつけるか裸足になる必要がある。今回は運転手が靴カバーを渡してくれたのでそれを靴の上から付けて入場。

近づくとさらに巨大に

近くで見るともはやこれが何の遺跡だったかよくわからない(笑)

もちろん、タージの四隅にそびえるミナレットも全部大理石で出来ている

タージ内部への入口。こんな建築物を作ったら財政が破綻してしまうのもよくわかる

建物の入り口の細やかな彫刻。これが見えるところだけではなくて、上部の人からは見えないところまで続いているからすごい

イスラム建築は模様が細やかで見ていて飽きないくらいスバらしい。
中は写真撮影禁止だったが、お墓が2つ。この壮大なモニュメントを作ってもらった王妃ムムターズマハル、とこの巨大なお墓を作ったおばかさん皇帝の2つ
それ以外は何もなくて、本当にお墓のためだけに作ったのがわかる

タージマハルの裏側には、通称黒タージを建設するためのスペースが。王妃のために作ったタージマハルの川向いに、黒大理石のお墓を作るなんて言うもんだから、そりゃ周りも焦るわな笑

天気も素晴らしく、タージマハルを堪能。ココはやっぱり良かった。
ついでに行っとけ!アグラ城
さて、タージマハルを出て向かったのはアグラ城
アグラは正直タージマハルだけでも十分なのだが、ついでなのでアグラ城にも向かう。

ここは歴代のムガル帝国の皇帝が住んでいた城。現在はそのほとんどがインド軍が使っているようで立ち入り禁止になっているが、歴史的なゾーンは観光できる
今回は観光ガイドが声をかけてきたので、いろいろ説明も聞きたかったし、そのまま雇って見学した。しかしこのガイド、律儀にガイド料金表なんかを作っており、外国人ガイド700Rsと書いてあったので言い値で渡してしまった。外国人なら700Rsくらいは払うだろうという値段設定で書いたのだろうが失敗した。正直MAXでも300Rsくらいで良いのではないかと思う。。。
さて、そんないきさつはあったが、このアグラ城自体は意外と楽しめた。

大きな中庭に沐浴用の大きな瓶

これはユダヤ教のダビデの星ではなく、ヒンドゥー教の何かの印とのこと

王の居住スペース

皇帝のプライベートスペースの細工と文様が素晴らしかった

さらに奥には王妃用のスペースも

そして遠くにかすむはタージマハル。幽閉された皇帝は、この城からタージマハルを毎日眺めていたようだ。

一般市民が陳情に訪れるためのスペース。ここで皇帝自身が裁判をしていたらしい
ちょっと興ざめ ファテープル・シクリへ
アグラ城のあとは昼食を挟んで、ファテープル・シクリへ。正直、インドに来るって決めてガイドブックを見るまでその存在すら知らなかった遺跡だが、ムガル帝国の一時的な都であるらしい。遷都する時に、何やらこの場所に決めたが、水が手に入りにくかったため、わずか14年で捨てられたとのこと。昔の日本の長岡京とかその辺と同じ感じを想像してもらえれば良いかも・・

中は大きな広場とその周りに建物が立ち並ぶ形になっている

広場の様子

建物の細工や文様はムガル建築を踏襲しているだけあってスバらしい。

中でもこの一枚の大理石をくり抜いて作った窓?は凄かった。これ、パーツをはめ込んでいるのではなくて、一枚の大理石。それを削って作ったもの!

一番大きな門
ただ、ここはあんまり歴史がない割には、何かを買ってお供えするとご利益があるから!」と布切れやとかいろんな物を売るところがあってちょっと興ざめで、ただのアミューズメントパークのようになっていた点は残念。
観光後は、そのままファテープル・シクリを後にし、一路ジャイプールへ向かった。