何が何だか?ジャンタルマンタル
さて、両替が完了し、無事にお金をゲットしたところで、ジャイプール市内観光へ向かう。
まず向かったのはジャイプール中心部にあるジャンタルマンタル。ここは18世紀にマハラジャが作らせた天文台。天体観測にとっても造詣の深いマハラジャだったようで、わざわざこんなものを作らせたとか。。
中にはこんな超巨大な天体観測機?が。高さは約30メートルだとか。
近づいてみると、何やら日時計にも見えなくないが、やっぱりよく分からない。
とにかくでかい。そして日差しが強い
折角なので下に降りてみたが、やっぱり日時計だった
この影で現在時刻が分かるらしいが、日陰と日向の境界が曖昧で、何となくしか分からない(笑)
ジャンタルマンタルには他にも、こんな公園にありそうな遊具のようなものとか、
ロケットの噴射口にしか見えない謎の置物があったり。。
作った人が頭が良すぎるのか、現代人には到底理解しがたいモニュメントがたくさんあった
とにかく、良く分からない施設、それがジャンタルマンタル
マハラジャの家、シティパレスへ
さて、よくわからない天体観測施設ジャンタルマンタルを後にし、隣にあるシティパレスへと向かう。
ここでも500Rsの入場料を払う必要があるので、両替ホヤホヤの2,000Rsを差し出すと、お釣りがないから受け取れないとのこと。小銭は無いかと聞かれたが、あいにく400Rsしか無いと財布を見せると、あきれ顔でクレジットカードリーダーを取り出してくれた。なのでここの入場料はカードで払えてラッキー。今回のインド旅行で、モニュメントへの入場料の支払いでカード払いができたのはここだけだった。
さて、このシティパレスだが、ここは今でもマハラジャが住んでいるらしく、住居の一部を博物館として公開しているとのこと。
エントランスから入ると立派な建物が。これは博物館になっており、中には歴代のマハラジャの展示物があった(内部は写真撮影禁止だった)
天気も良く、どことなくのんびりとした雰囲気
門を抜けると、内部にはピンク色の謁見の間がある。
綺麗な色彩と装飾が豪華な謁見の間
そしてこの謁見の間の中には、世界最大の大きさの銀製品の壷がある。何でも敬虔なヒンドゥー教徒であるマハラジャがイギリスに行った際に、わざわざ沐浴のための水をガンジス川から汲み、船旅に持って行ったというから驚き
マハラジャは今でもこの建物に住んでいる。中央の白い建物の最上部にインドの国旗が揚がっている時は、内部にマハラジャが居るらしい。なのでこの時はマハラジャは居る、ということになる
ここのピンクの建物に囲われたエリアはなぜか居心地が良かったので、ベンチに座って、30分くらいぼ〜っとしていた。
ピンクの建物が青空に映えて良い感じ
デリーへロングドライブ
ジャイプールエリアの4箇所(アンベール城、シティパレス、風の宮殿、謎の施設ジャンタルマンタル)の観光スポットを回ったあとは、ゴールデントライアングルの起点、デリーへ戻る。
ゴールデントライアングルの3辺の中では一番距離が長く、約270キロほどある。
長距離ドライブの前にジャイプールのカレー屋で腹ごしらえをすることに
この運転手のセンスが良いのか、インドのカレーに外れは無いのか、この旅行中はとにかくどこで食べたカレーも美味しかった
食後は一路デリーへ。
インドはそこら中に牛がいる。牛(白いヤツ)は神聖に扱われているけど、水牛(黒いヤツ)は家畜なので扱いが雑。何とも不思議な国である。
道路を象が歩いているのは、生まれて初めて見ましたww
インドの街と街の間は基本的に何も無い。山肌も草木が無いので殺風景
途中で何回か休憩しつつ向かいます
ゴールデントライアングルの道路は全面的に整備されているので、ドライブ自体はかなり快適。しかも様々な企業の工場があったりして、見ていて飽きない。
と、言いつつも途中寝てしまい(笑)、気がついたらすっかり日も暮れてデリー近郊に差し掛かっていた
デリーは都会ね
しかしここからが大渋滞で全然進まず。30分かけて500メーターくらいしか進まず。温厚な運転手もちょっとイライラしてた(笑)
デリーの宿 Cottage Yes Please
デリーに到着したのは21時30分。ジャイプールを出たのが15時30分なので、正味6時間かかったことになる(270キロ/6時間)
デリーでの宿泊先は、今回お世話になったシゲタトラベルのオーナーのラジェンダさんが運営する宿、Cottage Yes Please。
これが入口
お値段の割には室内は広くて清潔。良い感じ
水回りも良いね
デリーの場末のスナックへ
さすがにお腹も空いたので、部屋に荷物を置いて、ホテルの周りの飲食店へ。この宿があるあたりはデリーの安宿街なので、飲食店は山ほどある。
今回は運転手にオススメされたお店。「Green Chille」へ
中はこんな感じ
中央にステージがあって、お姉ちゃんたちが歌っている
んで、それを聞いて盛り上がるおっさん達。。完全にスナック(笑)
折角なのでカレーを注文してみる。
照明が変な色なので美味しく見えないが、味はかなり美味しかった。
ついついビール3本くらい開けてしまったので、ホテルに帰って寝た