楽山大仏の遊覧船
楽山大仏は大きすぎる&川に面して建造されているので、地上からその全景を見る事はできない。じゃあどうやって見るかというと、遊覧船に乗って目の前の岷江という川の上から見ることが出来る
それならば乗ってみよう!と思い遊覧船乗り場へ
楽山港遊覧船乗り場。チケットは大人一人70元(=1,120円)。中国の観光地にしては結構強気な値段設定ね・・
乗るのはこの遊覧船。なんかボロいけど大丈夫かしらw
遊覧船は満員になり次第出発というゆる〜い感じのスケジュール。自分が乗船してから満員になるまでちょうど10分。タイミング良かったのかも
満員になると救命ライフジャケットを渡され、全員がそれを着用したのを確認して出航
川はもやがかかっていて白く霞んでいる。というかもしやこれはスモッグ?w
遠目で見るととっても穏やかな川だったが、実際に川下りをすると意外と急流なのがわかる。この川の氾濫を鎮めるために大仏を建立したという理由も頷ける。
この崖の中に大仏があるらしい
お、見えて来た
おぉ!でかいww この大仏さん、なんでも高さ70メートル、肩幅28メートルとか。川の上からでも全身を写真に撮るにはギリギリのサイズ
足下にいる人間と比べるとその大きさがよくわかる。人間ちっさい。というか大仏がでかいww
川から見ると他にも大仏があることがわかる。これは船に乗った人だけが見れる光景だね
元は大きな岩だったのをくり抜いて作られたんだなぁ、いやーすごいなぁとしみじみ。これだけの大きさの岩だからくり抜くのも結構な時間と人手が必要だろうし、昔の人ってすごいのね。
さて、遊覧船はしばらく大仏の前を行ったり来たりする。その間に船上では写真撮影大会が繰り広げられる。船員さんが20元で全員の写真と大仏を撮りますよ〜。いかがですか〜?と一生懸命宣伝していた。でもみんな自撮り棒持ってるし、お願いする人なんて居るのか?って思っていたら、家族親戚一同で来たらしい10人くらいの集団が利用してた。何でも言ってみるもんなだなぁと。
遊覧船はとりあえず大仏の前を右往左往するもんだから、しばらくすると大仏前の川は同じ様に遊覧船がたくさん。ぶつかりそうという感じじゃなくて実際に何回かぶつかってたww
15分くらい大仏の前をウロウロしたあとはもとの楽山港へ戻る。
楽山港近くの市場。いろんな食材が売ってあったのでついパチりと。
市場って何か写真映えするのね
さて川の上から大仏を見たので、次は実際に大仏に行ってみることにした。
楽山大仏へ
楽山港のあるエリアから楽山大仏までは橋を渡っていかないといけない。百度地図で調べてみるとこのルートはバスが走っているようなのでバスで向かう。
3番バスで10分くらいで楽山大仏に到着。
ここで90元のチケットを買って入場。
世界遺産の表示と、出た!「国家AAAAA级旅游景区」
川の上から見たように大仏は高さ70メートル近いので、しばらくは上りが続く。入場ゲートから入って10分くらい坂道と階段を上って、やっと頂上へ
ん?あれは??
あまりに大きいのでスケール感が狂ったのか、これが大仏の螺髪ふだと気づくまで数秒かかったww 大仏の顔の部分。でかい
大きいけど不思議と畏怖を感じないのは、この大仏が優しい目つきをしているから?
ここから大仏の足下まで降りられるようになっている。混雑時にはここが満員になるくらいってすごいな。ディズニーランドのアトラクションみたい。
最初は通路も空いていて、ラッキーと思っていたけどすぐに渋滞にぶつかる
こんな感じで人で渋滞。下に降りる階段が人一人がやっと通れる幅+ほとんどが自撮りに専念している、で大渋滞。
大仏は手先も長いのね
そんなこんなでやっと大仏の足下に到着。こんな階段を降りて来たのね
いやー足もでかいですね大仏さん
昔はこの大仏の足の上に人が立てたらしいけど今は立ち入り禁止。残念だけどしょうがないね
大仏の足下からの全景。でかすぎるが故に、ちょっと威圧感のある感じの写真になっちゃうのねww
帰りは降りて来た側と反対側の階段を上って頂上まであがるようになってます。70メートル降りてまた70メートル上がるのはちょっとしたトレーニング。おじいちゃんとかおばちゃんが途中でばてて休憩していた
ついでなのでこの大仏の近くにある凌雲寺という寺も見学。この寺のお坊さんが大仏建造を思い立ったとか。欧米系の観光客がパシャパシャ写真を撮っていたが、日本人にとっては何の変哲も無い普通のお寺なのでちゃっと見てスルー
楽山名物「豆腐脳」
楽山大仏からまたバスに乗って楽山市街地へ戻って向かったのは、楽山名物「豆腐脳」のお店。なんでも楽山は四川の中でも「四川料理が美味しい」で有名らしい。その中でも名物が「豆腐脳」というもの。是非食べてみたいと目星を付けておいた店が楽山港近くの市街地にあるらしい。
百度地図を見ながら向かったのはこのお店「眼鏡豆腐店」
早速名物「豆腐脳」を注文してみる
注文してから1分くらいで豆腐脳が着膳。名前に「豆腐」とつくくらいだから、麻婆豆腐をイメージしてたらこれは豆花。豆腐よりも柔軟なゼリー状の食感の食べ物。四川だけあって味付けは辛さと若干の痺れが追加されている感じ。これが美味しくてぺろりと食べてしまった。
ごちそうさまでした。楽山に行った際にはオススメの店。
バス?で成都へ
大仏も見たし、名物も食べたし、満足したので成都に帰ることに。
向かったのはバスターミナル。
成都までは51元。バスはちょうど20分後に発車というので待合室で待つ。
ところが時間になっても全然バスが来る気配が無い。おかしいなぁと思って乗り場で何やら叫んでいる係のおっさんに聞いてみると何故か怒られたww
それもそのはず。このおっさんは自分のことをずっと呼び出していたらしい。ちゃんと聞き取れなくてすんませんw。。
この日は朝も早かったし、バスで寝ようかなと思っていたら何とバスじゃなくてバンだった。
こんなんじゃ寝れませんww しかも3列シートの真ん中だし。どっちにも寄っかかれないじゃん
・・と思っていたけど途中で思いっきり寝てましたww
途中若干渋滞に巻き込まれたので2時間ちょっとで成都着。
地下鉄に乗ってホテルへ一旦帰還した