イタリアの地中海リゾート チンクエテッレ(Cinque Terre)

チンクエテッレってどこ?と聞かれてすぐにわかる人は少ないんじゃないかと思う。
正解はココ!
イタリア北西部の地中海沿岸の、リグリア海岸と呼ばれるところ
断崖絶壁の海岸沿い約20キロに渡って、5つの村が点在するとっても風光明媚な場所。
もちろん世界遺産にも登録されている
チンクエとはイタリア語で「5」。テッレは「土地」。直訳すると5つの土地というらしい
チンクエテッレの5つの村(土地)は、南から順に
①リオマジョーレ(Riomaggiore)
②マナローラ(Manarola)
③コルニリア(Corniglia)
④ヴェルナッツァ(Vernazza)
⑤モンテロッソ・アル・マーレ (Monterosso al Mare)
これらの5つの村の間にあるのがあまりにも断崖絶壁だったので、鉄道が開通するまでは船でしか行き来できなかったとか。今でも5つの村を行き来するには鉄道がメイン

そんな断崖と海に囲まれたほんの小さな土地に小さな村々が集まっている、イタリアのリゾート地。
マナローラ(Manarola)ってどんなとこ?

そんなチンクエテッレの中で、今回はマナローラ(Manarola)に宿をとって2泊してきた。
マナローラはチンクエテッレの5つの村の中で2番目に小さな村で、端から端まで歩いても10分もかからないんじゃないかっていうくらい小さい村だったけど、街並みはとっても綺麗

マナローラへの交通手段はほぼ100%電車。駅は海と断崖の小さな隙間にある

マナローラ駅の入り口。駅のホームから通じる100メートルくらいのトンネルを抜けると、そこはもうマナローラ村のメインストリート

これがメインストリート。通りに沿ってカラフルでおしゃれな建物が立ち並ぶ

村にはコンビニは無いけど、こういったミニマートがあってちょっとした食べ物(デリカテッセン)やワインなんかを取り扱っている。

もちろん飲食店だけではなくて、こういった絵やトートバッグなどのお土産を売っているお店も数多く立ち並んでいる

昼間のマナローラの街中は、チンクエテッレの村々を行き来して観光するツーリストが多く、とっても賑やか。

少し歩くと目の前はもう海。本当にこぢんまりとした雰囲気の良い村

ぼーっと海を見るだけでも気持ちが良い。

海の先には遊歩道があって、そこからはこんな絶景を見ることもできる。

さて、景色を見ているだけだとお腹が空くので、お腹が空いたらレストランへ。村にはそれほどレストランは多く無いけど、どのお店も目の前の地中海で取れた新鮮なシーフードをメインに扱っている。もちろん食事だけじゃなくてコーヒーも飲める

シーフードパスタとタコと野菜のマリネ。と白ワイン。

シーフードリゾットも美味しかった
マナローラでの宿泊先

マナローラでの宿泊先は「ダ パウリン (Da Paulin)」
ここはいわゆる「ホテル」ではなくてサービスアパートメントのようなホテル。一軒の家をそのままホテルにしたような佇まい。チンクエテッレには大型のホテルは無さそうなので、こうした民泊のような宿泊施設が多いのかも。

受付こそメインストリートに位置しているが、それぞれの客室は坂の上。チェックインを済ませたらキャリーをゴロゴロ引いて客室へ。

部屋はこんな感じ。リビングルームとソファ、キッチンがあるスペースと

こんな感じの寝室と。なかなか広くて良かった。何より、元が家なので自宅にいるようにゆっくりと過ごすことができたのは良かった。
あと、オーナーさんも優しい人で良かった。お願いしたら洗濯もしてくれたりと至れり尽くせり。

マナローラでは他の村に移動する場合は電車しかないから!と電車の時刻表も準備してくれていたりと、とても気遣いのできる素敵なオーナーさんの良い宿だった。
レビューはこちらから→ダ パウリン (Da Paulin)
と、こんな感じで何か観光名所があるわけではないけど、雰囲気よし、食べ物よしで、のんびりイタリアのリゾート滞在を楽しむことができるのでとってもオススメできる場所!